自分の苗字が変わった場合
また、私が話をうかがったゲイの友人は男性として生まれてきて愛する人の養子に入ったわけですが、実際に自分の苗字が変わった事にとても衝撃を受けていました。
心のどこかで自分の苗字は一生変わらないと思い込んでいた所が有ったらしく、それが変わって非常に不思議な感覚だったと言っていました。
公的書類や各種身分証明書や金融機関、職場やその他諸々の改名手続きはとても手間がかかったそうです。
また、その手続きの途中で先方から電話が架かってきて、新しい苗字で呼ばれてもピンと来なかったと言っていました。
「自分の苗字になったはずなのに、まだ上手な字で書けないの」
…とか。
「旧姓で呼ばれた方が、すぐに反応できるの」
…とか、言っていました。
しかし、それはゲイだけではなくて苗字が変わる経験をした方なら誰でも同じなのかも知れませんね。
ただ事実を法的に認めてもらえないだけで、結婚に際して苗字が変わる不思議な感覚には垣根は無いのでしょう。
愛する人と同じ戸籍に入り、同じ苗字を名乗る。
そこには、異性愛とか同性愛とか関係無く、ただ純粋な愛情と決意に満ちたものが有るのかも知れませんね。
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